会社の成長には、社員の成長が欠かせません。
成長意欲がない社員は
- 少し複雑であったり困難だった時にすぐに諦める
- 発破をかけても前向きに取り組まない
- 褒めたり報酬を上げてもあまり喜ばずモチベーションが上がらない
- 本を読む、セミナーに参加するといった勉強に消極的
といった行動が現れ、求める成果・行動に達しないだけではなく、組織・チームのモチベーションを下げる要因にもなり悪影響を及ぼします。
採用時に防ぐのが最大のポイントですが、面接で「成長したいですか?」と聞いても、候補者は100%「はい、成長意欲は高い方です」と答えるため、見極めが難しい素養の1つです。
ズバッと見抜く面接スクリプトをお教えします。
<面接スクリプト>本物の成長意欲の見抜き方
「ご自身の判断で行動したご経験の中で、最もリスクをとったと思うエピソードを教えてください」
「振り返ってみて、その判断はどうだったと思いますか」
応募者の反応でリスクの捉え方を見る
応募者の回答・反応パターンは3つ。リスクの捉え方が表情や言動に表れます。
×リスク=??? ピンとこない、的が外れる
- 「うーん・・・」と考え込み、ピンとくる話を思い出せない
- 自分で判断した行動ではないエピソードを話す
- リスクの話はなく、単純に自分が頑張ったエピソードを語る
これらは、リスクについて深く考えておらず、運よく成長しただけの人材です。
×リスク=危険なこと、失敗したこと
表情が曇り、首を振る仕草や上や下を向くことが増えます。
話の流れや落ちも、辛かった、失敗したことに終始します。
この反応が見られる人は、リスクを後ろ向きに捉えており、自ら成長する機会を作れないタイプです。
◎リスク=ワクワクすること、チャレンジ
思い出す時は目線をずらしますが、話している時には真っ直ぐに前を向いて晴れやかな表情で話します。 話の流れは起承転結があり、結論が仮に失敗で終わった話でも、得るものがあった、次に活かせたという前向きな話で終わります。
この反応が見られる人は、失敗や挫折から成長することができる生粋の成長意欲が高い魅力的な人材です。
リスクテイクの精神が成長意欲の源泉
自ら成長するには、多少無謀とも言えるようなリスクを取るチャレンジ精神が必要です。 リスクを「ヘッジ」の対象としか見ないか、「テイク」の対象と見るかで、成長力に大きな差が出ます。
一般的に、成長意欲やチャレンジ精神は、肯定的な言葉として捉えているため、学生や若手では自己PRによく使われる言葉です。 しかし、話を聞いていくとピンと来ないことも多く、本物の成長意欲・チャレンジ精神ではない気がするものの決定打に欠けるため、判断しない(△など無難な評価をする)ことが多くあります。
自分自身を俯瞰・客観視し、目の前の壁・ハードルを認識。直視して逃げずにどう乗り越えるかが成長するポイントとなります。 壁の向こう側にある報酬への意欲が高いことが重要です。 実は、成果に対して報酬を求める欲求と同じ脳機能と言われています。
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面接で見極めが困難な「成長意欲」は適性検査を使うと効果的
Face to Faceでは取り繕って判断しづらい成長意欲も、PC・スマホで一人で黙々と質問に回答するスタイルの
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